黄アルム(31=韓国)が、大混戦を制し今季3勝目、通算4勝目を挙げた。

首位と1打差の2位でスタートした黄は、前半の3番パー5でバーディーを奪うと、首位スタートで連続ボギーの松田鈴英を抜き、首位に浮上した。その後、優勝したら賞金女王決定のアン・ソンジュ(韓国)に終盤並ばれたが、16番でこの日4つ目のバーディーを奪い、単独首位に再浮上。4バーディー、1ボギーの通算13アンダーでそのまま逃げ切った。

7月の大東建託・いい部屋ネットレディースで9年ぶり2勝目を挙げ、それからさらに2勝した黄は「1つ勝てたことが自信になった。毎年ぎりぎりでシード権を取っていたので、シード権を取れた2勝目で気持ちが楽になった。すごく今年は満足しています。6月のヨネックス・レディースまで300万円しか(賞金を)稼いでいなかった。優勝してからは、スコア出ても出せなくても満足だった」と話していた。