日本プロゴルフ殿堂は23日、都内で記者会見を行い、新たに殿堂入りする顕彰者として、レジェンド部門、佐藤精一氏(86)、小林法子氏(74)、プレーヤー部門、中嶋常幸氏(64)、森口祐子氏(63)を発表した。

佐藤氏は66年に日本オープン、70年に日本プロを制し、史上9人目となる両タイトルを獲得。小林氏は女子プロ1期生で87年に那須小川レディスを女子最年長優勝記録となる42歳で優勝した。中嶋氏はレギュラーツアー通算48勝を挙げ、賞金王4回。森口氏はママさんプレーとしても活躍し、通算41勝を挙げた実績などが評価された。

青木功副理事は思い出を聞かれると、中嶋氏について尾崎将司も含めたAON時代を挙げ「良い意味で刺激し合いながらここまできた。ジャンボ(尾崎)と3人で日本のゴルフ界を引っ張ってこられたかな」と話した。

日本プロゴルフ殿堂は、日本プロゴルフ協会(PGA)、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)、日本ゴルフツアー機構(JGTO)が日本のゴルフ界で偉業を達成した選手を表彰するもので10年に発足した。