<米女子ゴルフ:エビアン・マスターズ>◇最終日◇26日◇フランス・エビアン・マスターズGC(6373ヤード、パー72)

 宮里藍(24=サントリー)が米ツアー初優勝を飾った。待ちに待ったその瞬間、宮里藍は力強いガッツポーズ。そして、込み上げる思いから目元へ手をやった。米ツアーでのライバルでもある上田桃子、宮里美香らの祝福を受けると、今度は喜びを爆発させた。

 -念願の初優勝

 藍

 子どものころからの夢がかなった。最後のパットが入った瞬間、いろいろなことが込み上げてきた。重みのある初優勝だと思う。

 -最終日のプレーは

 藍

 いいバーディーが2番で取れて、自信が持てた。フェアウエーをキープし、グリーンもしっかりとらえる良いプレーができた。

 -米ツアーで初めてのプレーオフだった

 藍

 待ち時間は長く感じた。自分のゴルフに集中することを心掛けた。バーディーを取ることが最低条件だった。最後は1メートルのパットだったが、手が震えた。すごく重みがあり、プレッシャーがかかっていた。ことし一番のストロークだった。

 -優勝まで4年かかった理由は

 藍

 米国に来て文化や言葉の違いなど、ゴルフ以外の部分でいろいろあった。時間はかかったが、この4年間はすごく価値あるものだと思う。

 -スランプの2007年は苦しかった

 藍

 すごい昔のことのような気がする。現実を受け入れることに葛藤(かっとう)があったが、プロとしてのプライドを失うことはなかった。人間的に成長できた。

 -30日からはメジャーの全英女子オープン選手権

 藍

 (満足感で)気持ちが切れることはない。しっかり気持ちを切り替えて、自信を持って一打一打積み重ねていきたい。