東北運動記者会(新聞・通信社20社、放送18社加盟)は30日、「第10回東北運動記者会スポーツ大賞」に選んだ男子ゴルフの松山英樹選手(19=東北福祉大2年)を仙台市内で表彰した。松山選手は「10回目という記念すべき受賞。これからも頑張っていく励みになる」と喜んだ。

 松山選手は昨年10月のアジア・アマチュア選手権で初優勝し、日本のアマチュアとして初のマスターズ・トーナメント出場(今年4月)を決めた。選考対象は前年度のため、考慮されていないが、マスターズでは27位に入り、日本人初のベストアマチュアとなった。

 東日本大震災の被災地ではボランティアも経験。「被災者の方に声をかけてもらったときはうれしかった。復興は大変だが、自分も加わって頑張りたい」と話した。

 同賞は前年度に活躍した東北ゆかりのアマチュア選手、チームから、加盟社が投票で選ぶ。