<海外男子ゴルフ:W杯>◇第1日◇21日◇オーストラリア・ロイヤルメルボルンGC(7046ヤード、パー71)

 日本代表は石川遼(22=CASIO)が5バーディー、5ボギーの71で、首位と5打差の13位とまずまずのスタートを切った。

 ロングパットのタッチが合わず、特に上りでショートを重ねて、12番終了時点で2オーバーと出遅れた。しかし「今日は大崩れしなければいい日。2オーバーは許容範囲だと思っていたので、あせりはなかった」と落ち着いて修正。15、16番の連続バーディーで、一気に上位に浮上した。

 現地は気温が上がると、ハエが大発生する。気にしてイライラする選手も多かったが、石川は「これもメンタルトレーニングの一環です。アドレス入った後、顔に止まったりしますけど、これだけ多いと逆に気にならなくなる」と笑う余裕もあった。