米女子ゴルフのメジャー最終戦、エビアン選手権に出場する有力選手が9日、会場のエビアン・リゾートGC(パー71)で11日の開幕を前に調整を行った。日本勢では2009、11年と2勝を挙げた宮里藍が笑顔で会場入りし、入念にパットやアプローチの感触を確かめた。

 29歳の宮里藍は悲願のメジャー制覇へ相性抜群のコースで、ここまで苦戦が続く今季の不振脱却を図る。6月の全米女子オープン選手権で自己ベストの7位と健闘した横峯さくらも午前からグリーン上でパットの感覚を確かめ、アプローチ練習にも時間を割いた。

 大会はメジャーに昇格して2年目を迎え、今季好調のミシェル・ウィー(米国)らトップ選手が出場する。