<米男子ゴルフ:シュライナーズホスピタル・オープン>◇第1日◇16日◇ネバダ州ラスベガス、TPCサマリン(パー71)

 石川遼はグリーンで苦戦した。「ラインが読みにくい。でもあと2つ、3つはパットが入ってもよかった」と悔しがった。

 10番からスタートし、13番(パー5)でバーディーを奪ったが、以降はことごとくパットが入らなかった。チャンスを逃した後の1番で3パット、2番も3メートルを外し、連続ボギーで後退した。

 それでも最終9番では4メートルのフックラインを最後のひと転がりで沈め、ほっとした表情を見せた。昨年は2位と好成績を残した大会。「ショットがいいので不安はない。少しかみ合えば3、4アンダーは出せる」と巻き返しを誓った。