女子ゴルフの宮里藍(29=サントリー)が7日、都内でスポンサー契約するホンダが運営するウェブサイト「Honda

 GOLF」のイベントに出席した。

 子ども64人とともに、自身のトレーナーも務める山本邦子氏とヨガで体を動かした。その後はトークショーも行い、「体を動かす楽しさを伝えたいと思った。自分を知ることは大事で、その上で良さを強みに変えることが、強くなる秘訣(ひけつ)だと思う」と明かした。

 また幼少期を振り返り、兄の聖志や優作とともに写った写真を紹介。「実家の庭でパットの勝負をして、負けるとボールで兄をたたいたりして怒られました」と当時のエピソードを披露した。また「もし、自分の子どもが生まれたら」という質問を受け「子どもに、ゴルフはあまりさせたくない。一緒にできたら楽しいのかもしれないけど、私の両親はいろいろなことを好きにやらせてくれた。(私の)子どもも、好きなことを一生懸命してくれたらいいです」と笑顔で話した。

 今季はパットに苦しみ、悔しいシーズンだった。来季に向けては「今年はふがいない1年でした。パッティングという大きな課題をいただいて、自分を受け入れて進むことが大事だと感じた。まだ経験していないことがあったのかと、新鮮な気持ちです。来季も最初は苦戦するかもしれませんが、受け入れて自分の力で乗り越えてメジャーチャンピオンになれるようにしっかり準備したいです」と抱負を語った。