日本プロゴルフ協会は9日、17年までの日本プロ選手権日清カップの開催コースを正式に発表した。

 来年は5月14日から埼玉・太平洋C江南Cで初開催。この日、今年の同選手権覇者の手嶋多一(46=ミズノ)は同コースを回り、「右ドッグレッグが多くて、フェードヒッター向きですね」。自身はドローヒッターのため、「連覇は難しい」と苦笑いしながらも、「やるからには一生懸命に」と話した。

 16年は北海道クラシックで初めて、17年は沖縄・喜瀬CCで07年以来2度目の開催となる。北海道クラシックはベント芝、喜瀬CCはバミューダ芝といずれも洋芝で、倉本昌弘会長(59)は「このコースで優勝した選手は、海外でも活躍が期待できると信じている」と発言した。

 例年は同選手権開催時に翌年の会場を発表していたが、早めの開催コース発表により、地元の盛り上がりや集客力アップを見込めるとしていた。