男子ゴルフの石川遼(23=CASIO)が15日、渡米を前に羽田空港で会見を開き、今年の抱負などを語った。

 昨年は「安定感」をテーマに掲げ、安定した成績を残すよう心掛けたが、今年のテーマは「つながり」という。「ドライバーからサンドウエッジまでのつながり」と石川。オフの練習ではトレーニングとともに、5ヤード、10ヤードのアプローチを重点的に行った。これをアイアンやウッドでも同じイメージで球を操りたいという狙いのようだ。「ドライバーでもフェアウエーにアプローチするように」と話した。

 また、昨年は「練習場でできることがコースでできない」と話すことが多かったが、「今年はもうそういう言葉は使わないと思いますよ」。練習場でも常に実戦のコースを想定して球を打つなどで、また一回り成長したことをうかがわせた。

 石川は22日開幕のヒューマナ・チャレンジで今年初戦を迎える。