<男子ゴルフ:フジサンケイクラシック>◇最終日◇7日◇山梨・富士桜CC(7397ヤード、パー71)◇賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)

 石川遼(16)は通算2アンダーの17位で今季の獲得賞金が1500万円を突破。16歳最後の試合で、史上「最年少賞金シード」を確実にした。

 苦しんだ石川が、終盤のバーディーラッシュで留飲を下げた。初の3週連続の決勝ラウンドの疲れからか、ショットもパットも精度を欠いた。1番で1・5メートルのパーパットがカップに蹴られると、7番パー3では第1打を池に入れダブルボギーをたたいた。

 それでも「プロとして1つでも上に行かなきゃ」と自分を鼓舞し、15番から3連続バーディー。ギャラリーを沸かせた。「悪い中でもスコアをまとめることができ、全体の底上げになりました」と振り返った。

 17位の賞金214万円を加え、獲得賞金が1500万円の大台に乗った。昨年の優勝者の資格で臨んだ今季半ばで、1400万円が当確圏内とみられる来季の賞金シードを確実にした。「今年は絶対に無理だと思っていたのでうれしいですね」と喜んだ。ツアーのない今週は通学しながら、次週の北海道でのANAオープンに備える。「学校に行き、練習をして、学校で眠らないように早く寝ます」。高校生プロの本分は忘れていない。