<女子ゴルフ:SANKYOレディース>◇初日◇10日◇群馬・赤城CC(6453ヤード、パー72)◇賞金総額9000万円(優勝1620万円)
開催コース所属の茂木宏美(31)が、単独首位で発進した。7バーディー、2ボギーの67で回り、5アンダーで2位に2打差をつけた。地の利を生かし、故郷群馬で7月のベルーナレディースに続く今季2勝目を狙う。
地元ギャラリーの声援を受けて、茂木が飛び出した。ホームコースで前半アウトを5バーディー、1ボギー。12番パー3では、第1打を11番ウッドでピン1メートルにつけて楽々、バーディーを奪った。コース条件によって5番アイアンと入れ替える「愛刀」でスコアを伸ばした。
茂木は首位発進を「結構、プレッシャーもあったので良かった」とうれしそうに話した。食堂を営むみどり市の実家は、コースから車で20分。地元群馬でベルーナレディースに続く連勝を期待する声は高まるばかりだ。本人にはそれが重荷になっていたが、友人に「みんな立ち向かって行く姿が、見たいんじゃないの」と助言され、素直になれたという。
初開催の00年大会は、塩谷育代のキャディーを務めた。02年にプロ入りして、翌年からこのコース所属。オフに20回以上ラウンドし、今回の大会ガイドには各ホールの解説を書くほど熟知する「自分の庭」で完ぺきなスタートを切った。「明日はうまくいくか分からないが、この重圧は今しか経験できないのでじっくり味わいたい」とホームVへ突っ走る。男子ツアーでは先週のコカ・コーラ東海クラシックで同コース所属の武藤俊憲が優勝。今度は茂木の番だ。【佐藤智徳】

