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遼クン2世だ中1伊藤68/男子ゴルフ

予選通過を逃した13歳の伊藤誠道(右)と握手を交わす石川遼
予選通過を逃した13歳の伊藤誠道(右)と握手を交わす石川遼

<男子ゴルフ:キヤノンオープン>◇2日目◇10日◇神奈川・戸塚CC西C(7167ヤード、パー72)◇賞金総額2億円(優勝4000万円)

 「遼クン2世」が現れた!! ツアー初出場の中学1年生、伊藤誠道(13=神奈川・藤沢市立湘洋中)が、6バーディーを量産して68をマーク。日本ツアーの「最年少アンダーパー記録」を樹立した。ベストスコアペースで迎えた終盤8番パー3でダブルボギーをたたき、通算2オーバー146。1打差で「最年少予選通過記録」こそ逃したが、抜群の潜在能力を証明した。

 「湘南の怪童」伊藤がギャラリーを仰天させた。13番パー5で第3打を2メートルにつけて初のバーディーを奪うと、自称280ヤードのドライバーショットを武器に、遼クンばりに攻めまくり、16ホールで6バーディーの快進撃だ。

 8番パー3でティーグラウンドで待ち受けるカメラマンの列に戸惑い、第1打をグリーン右奥のラフに打ち込み痛恨のダブルボギーで、最年少予選通過の快挙は逃したが「メンタル面の弱さが、自分の駄目なところです」と悔しさをこらえて堂々と話した。

 4歳上の石川は「あこがれの存在」だ。昨年、15歳の世界最年少で日本ツアーを制した姿をテレビを見て「僕が記録を破る」と決めた。父一誠さんから1日4時間の英才教育を受けてきた。2月のハワイパールオープンでは、アマの部3位。日本ツアー初挑戦だった9月のANAオープンのマンデー予選会では、本戦出場権まで2打差だった。

 主催者推薦でツアーデビューの今回、初日は78をたたいたが、雰囲気に慣れた2日目で実力を出し切った。「ショットの飛距離では(プロに)追いついていけるかな。でも、アプローチとパットは通用しませんね」と冷静に自分のゴルフを分析した。ホールアウト後、隣の練習グリーンにいた石川から「ナイスプレー! 惜しかったな」と励まされた。次回は3週後のマイナビABCチャンピオンシップ(30日開幕、兵庫・ABCGC)のマンデーに挑戦する。「次は頑張って、本戦に出て、予選を通過したい」と雪辱を誓った。【大石健司】

 [2008年10月11日8時27分 紙面から]


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