<米女子ゴルフ:コロナ選手権>◇最終日◇26日(日本時間27日)◇メキシコ・モレリア、トレスマリアス・レシデンティアルGC(パー73)

 21位でスタートした宮里藍(23=サントリー)は1イーグル、4バーディー、3ボギーの70で回り、通算11アンダーの281で13位まで順位を上げた。宮里美香(19)は74と伸ばせず、通算3アンダーの43位だった。首位で出た地元メキシコのロレーナ・オチョアが68とスコアを伸ばし、通算25アンダーの267で今季2勝目、通算26勝目を挙げた。

 宮里藍はドライバーショットが好調だった。パー5の8番で第2打をグリーンに乗せ、7メートルのイーグルパットを沈めた。4日間ともスコアを伸ばして「流れがよかった。全体的にいいゴルフだった」と、手応えを感じて大会を終えた。

 13アンダーで迎えた16番(パー5)で第3打をバンカーに入れ、17番(パー4)は2打目をグリーンオーバーし、連続ボギーをたたいた。勢いを止めてしまい「残念だった。17番のボギーは大きかった」と反省もした。

 地元優勝を飾ったオチョアに14打差をつけられたものの、最低の目標とした通算10アンダー以上を達成した。メジャー第1戦のクラフト・ナビスコ選手権で69位に沈んでから3週間ぶりとなる米ツアーだった。まずまずの結果を残して「好調なので維持したい」と、5月7日に始まる次戦へ前向きに話した。