福嶋晃子(38=NEC)が、ゲンのいいホステス大会で、新婚後初のツアー優勝を狙う。11日に、今日12日から軽井沢72G北Cで行われるNEC軽井沢72のプロアマ戦に出場。テーラーメイド社製のヘッドが白い新ドライバーを試し「シャフトの感じは良かった」。

 7月3日に会社経営者の男性との婚姻届を提出。日米通算26勝の実力者だけに「妻でもV」が期待されていた。だがその後2戦はいずれも予選落ち。ドライバーのシャフト選びに迷い、男子でもパワーヒッターしか使わない硬さ「XX」を試し、首を痛める不運もあった。

 新兵器投入で、ドライバーの復調にメドが立った。「自分は洋芝が打ちやすいので、やりやすいコース」と話すように、この大会では4度優勝。「まずは明日ですね。そして2日目を終わった段階で、優勝を目指して戦えるところにいられればいいですね」。

 今回大会に同行している夫はこの日、福嶋晃の父で元プロ野球選手の久晃さんとゴルフに出かけた。「今日はプロアマで、一緒に歩くことができなかったから。2人で楽しそうに出かけていきました」と笑う。