日本男子プロツアー最多94勝を誇る尾崎将司(67=フリー)の「プロ45周年記念大会」が14日、滋賀・富士スタジアムGC南Cで、青木功(71)らシニア、レギュラーツアーのプロ40人が参加して行われた。主催者でホスト役の尾崎将は、今年1月に自身の公式ホームページに「カウントダウンが始まった」と今季での引退を示唆したが、その後否定。それでもこの日は「やはり、冷静に考えればいつまでもやれるわけではない。悩むし心配もある。もちろん大事な1年だ」と覚悟のほどを示した。

 昨季の開幕2戦目つるやオープン第1日に62という驚異的なエージシュートを達成した。「オフからつながる4月の試合はいい。やれるメドを見つけたい」。引退の文字を背負いながら、17日開幕の今季国内開幕戦東建ホームメイト・カップに挑む。この日の大会は3人によるプレーオフを制した星野英正(36=フリー)が優勝し、賞金500万円を獲得した。