日本プロゴルフ殿堂は16日、都内で第3回殿堂入り顕彰者を発表した。レジェンド部門として石井朝夫(ともお、91)と陳清波(83)、プレーヤーズ部門は故杉原輝雄氏(享年74)と岡本綾子(63)となった。

 石井は64年に日本選手として初めてアジアサーキットを制し、陳は著書「近代ゴルフ」など独自のゴルフ理論で日本ゴルフ界に大きな影響を与えた。杉原氏はプロゴルフ界の「ドン」と呼ばれ、ツアーで68歳311日の最年長予選通過記録を樹立。岡本は国内44勝、米ツアー17勝など、両ツアーで賞金女王に輝いている。顕彰セレモニーは来年2月に都内で行われる。