日本女子プロゴルフ協会は17日、来季の日程を発表、ツアー競技は1増1減の37試合ながら、賞金総額は5692万円増の33億3300万円と史上最高額を更新した。大東建託・いい部屋ネット・レディースが新設され、日医工女子オープンが開催中止。小林浩美会長(51)は、賞金増は主催者からの申し入れによるものとし、「選手のモチベーションもさらに高くなるはず」と話した。開幕戦から最終戦まで試合がないのは7月上旬の2週だけと、ほぼ飽和状態の中、同会長は「選手の職場があったらうれしい、のスタンスで」と、さらなる試合増に意欲を隠さない。

 また、選手層の底上げのためプロテストは従来の3日間から4日間競技へ変更する。特別後援の日韓対抗戦はなくなり、代わって複数ツアーの対抗戦が開催されることになった。