横峯さくら(29=エプソン)の米女子ツアー“本格デビュー”が、5日開幕のピュアシルク・バハマ・クラシック(バハマ・パラダイス島オーシャンクラブGC)に決まった。2日(日本時間3日)、欠場者が出たため、繰り上がり待ち1番目の横峯に出場権が回ってきた。

 昨年まで海外はメジャーなど単発での出場にとどめていた横峯だが、「ゴルフともっと向き合いたくて」と、米ツアー本格挑戦を決意。昨年12月のツアー出場予選会で11位となって、大半の試合の出場権を獲得した。夫でメンタルトレーナーの森川陽太郎氏(33)を帯同しての渡米で二人三脚で戦う構えだ。だが、前週の開幕戦コーツ選手権は出場資格がなく、マンデー予選会も失敗。繰り上がりも回って来ず、2戦目の今大会に向けてすぐバハマへ移動し、準備していた。

 横峯は今大会も当初は資格がなく、この日のマンデー予選会に挑戦していた。ホールアウト後、繰り上がりを知らされると「ウエーティングの1番目だったので、可能性は高いと思っていた。本当によかった」と素直に喜んだ。予選会の記録は参考扱いながら、3アンダーの70だった。「ショットの状態がすごくよかった。こういうプレーができていれば上位にいける」と手応えを口にした。