このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > スポーツ > 箱根駅伝 > コースガイド > ホンダCR-Vで走る箱根駅伝/1、10区



コースガイド

ホンダCR-Vで走る箱根駅伝/1、10区

ホンダCR-Vで走る箱根駅伝

 10時間以上にも及ぶレースのスタート地点であり、ゴールでもある東京・大手町の読売新聞社前から鶴見中継所。午前9時50分に出発して鶴見中継所に到着したのが1時間5分後の10時55分。1区の最高記録は1時間01分13秒だから、負けた。道路の渋滞もあったものの、箱根ランナーってめちゃめちゃ速い!

 車の窓から見える都会のオフィス街。スタートから飛び出した選手たちはこの景色をどういうふうに見ているのだろうか。僕は高校時代、陸上の短距離ランナーだったが、走っている時は周りを見ている余裕などなかった。なぜなら、体に染み込ませた感覚で筋力を最大限に使って走るからだ。

 しかし、長距離は違う。もちろん、コンマ1秒でも速く走るという使命は共通だ。しかし、長距離走には選手の間で様々な駆け引きがあるし、監督からの指示もある。自分の調子も気にしなければならない。いろいろなことを考えて走るため、きっとオフィス街は視界から消えているのだと思う。

 そんなあてもないことを考えていたら、二日酔いの頭痛がまた…。こんな時にはホンダの車。揺れの少ない乗り心地が胃腸の調子を整えてくれる。うとうとしていたら、都心を抜け、鶴見中継所に到着した。

 こんな都会のど真ん中を信号も気にせず走り抜けるランナーたち。彼らにはいつかこの区間を深夜にドライブでもして、景色を楽しみながら思い出に浸ってもらいたいものだ。【慶大スポーツ大和弘明】

◆歴代最高記録
 <1区> 東京・大手町~鶴見中継所(21・4キロ)=1時間01分13秒(70回・早大渡辺康幸)
 <10区> 鶴見中継所~東京・大手町(23・1キロ)=1時間09分05秒(81回・日体大山田紘之)

ホンダCR-V
 ホンダを代表するSUV型乗用車。1995年にデビューし、今回借りたのは今年10月にモデルチェンジされたばかりの3代目(ZXタイプ)。4WD5速AT、約2400cc。メーカー希望小売価格は275万1000円。
 ホンダは、03年度から箱根駅伝に協賛。燃料電池車「FCX」1台を大会本部車両として、またチームをサポートする運営管理車として「シビックハイブリッド」や「エディックス」、24台の車両とドライバーを提供するほか、沿道の販社や箱根・芦ノ湖畔の往路ゴール付近では、特設ブースを設け、豚汁やグッズを配布し、大会を盛り上げる。

バックナンバー

佐野さくら(さの・さくら)
 1984年生まれ、山梨県出身。現在慶大商学部3年在学中。サークルではラグビー班長を務める。もちろん慶大ラグビー部の大ファン。静岡・富士高時代は水泳部に所属。体は小さいが好奇心は旺盛。箱根駅伝が終わると後期試験、就職活動が始まる。
大和弘明(やまと・ひろあき)
1985年生まれ、群馬県出身。現在慶大経済学部2年在学中。来年から慶大スポーツ新聞会の編集長に就任する。群馬・中央高時代は陸上部の主将を務め短距離ランナーとして活躍。100Mの自己ベストは10秒98。



このページの先頭へ