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コースガイド

ホンダCR-Vで走る箱根駅伝/2、9区

ホンダCR-Vで走る箱根駅伝

 「花の2区」は佐野さくらが担当します。

 鶴見中継所にある駅伝の銅像前で写真を撮ると、いよいよ出発です。以前横浜に住んでいた私にとって見慣れた景色が続く。鶴見から横浜駅すぎにかけては道は広いし、車も人も多い。交通の便もよさそうなので、沿道に多くのファンが集まるのもうなづけます。

 CR-Vの乗り心地のよさに、後部座席で思わずコックリ、コックリ…、してる場合じゃありませんよね!

 横浜駅を通過し、しばらく走るとコースの中盤にあたる保土ヶ谷駅付近から上り坂にさしかかりました。けっして急坂ではありませんが、延々と続くいやらしい坂道です。坂、長っ!走ったらつらそうなだなあ、なんて思いながら進んでいくと、はっきりと分かる急勾配が現れました。そう、これが有名な「権太坂」です。高低差約40メートル。女子野球のサークルでもプレーする私ですが、この坂だけでも走りきれなさそう…。そう思ってしまうくらい予想以上の急な坂道でした。

 「花の2区」と呼ばれ、各チームのエースがしのぎを削るこのコース。1月2日はここを見るしかないなと決意して権太坂を過ぎると、一転してしばらくは下り坂となります。しばらく下って平坦な道を過ぎると、再び上り坂が…。その不動坂から約4キロ、これでもかというほど激しいアップダウンが続きました。厳しいコースに圧倒されつつ最後の坂を上る途中で戸塚中継所に到着。かかった時間は1時間8分。1区に続き、今回も歴代最高タイム(1時間06分46秒)を破ることはできませんでした。

 2区を走ってみて、感じたのはすべてが予想以上だったことです。長さや速さはもちろん、コースの厳しさが。あのコースを車より速く走ってしまうなんて、生で見る選手のスピードも圧巻なのでしょう。ちなみに通過予測時刻は、鶴見中継所が2日午前9時過ぎ、JR横浜駅東口前が9時半前後、権太坂は9時45分過ぎ、戸塚中継所には10時10分頃たどり着くそうです。我が慶大は残念ながら予選会を突破できませんでしたが、同世代の選手たちを精いっぱい応援しようと思います。【慶大スポーツ佐野さくら】

◆歴代最高記録
 <2区>鶴見中継所~戸塚中継所(23・2キロ)=1時間06分46秒(75回・順大三代直樹)
 <9区>戸塚中継所~鶴見中継所(23・2キロ)=1時間08分38秒(81回・駒大塩川雄也)

ホンダCR-V
 ホンダを代表するSUV型乗用車。1995年にデビューし、今回借りたのは今年10月にモデルチェンジされたばかりの3代目(ZXタイプ)。4WD5速AT、約2400cc。メーカー希望小売価格は275万1000円。
 ホンダは、03年度から箱根駅伝に協賛。燃料電池車「FCX」1台を大会本部車両として、またチームをサポートする運営管理車として「シビックハイブリッド」や「エディックス」、24台の車両とドライバーを提供するほか、沿道の販社や箱根・芦ノ湖畔の往路ゴール付近では、特設ブースを設け、豚汁やグッズを配布し、大会を盛り上げる。

バックナンバー

佐野さくら(さの・さくら)
 1984年生まれ、山梨県出身。現在慶大商学部3年在学中。サークルではラグビー班長を務める。もちろん慶大ラグビー部の大ファン。静岡・富士高時代は水泳部に所属。体は小さいが好奇心は旺盛。箱根駅伝が終わると後期試験、就職活動が始まる。
大和弘明(やまと・ひろあき)
1985年生まれ、群馬県出身。現在慶大経済学部2年在学中。来年から慶大スポーツ新聞会の編集長に就任する。群馬・中央高時代は陸上部の主将を務め短距離ランナーとして活躍。100Mの自己ベストは10秒98。



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