1960年ローマ五輪の競泳男子200メートル平泳ぎで銀メダルに輝いた大崎剛彦(おおさき・よしひこ)氏が28日午後10時56分、間質性肺炎のため大阪府吹田市の大阪大病院で死去した。

 76歳。石川県輪島市出身。葬儀・告別式は5月1日午後0時半から吹田市桃山台5の3の10、公益社千里会館で営まれる。喪主は長男裕史(ひろし)氏。

 ローマ五輪では男子400メートルメドレーリレーにも出場し、日本の銅メダル獲得の立役者となった。引退後は日本マスターズ水泳協会の会長を務め、2006年に国際マスターズ水泳殿堂入りを果たした。