フィギュアスケート女子のジュニアGPファイナルに出場する本田真凜(15=大阪・関大中)が5日、開催地のフランス・マルセイユへ向けて大阪空港を出発した。

 今季の目標に同大会の優勝を掲げていたが「あまり考えすぎずに楽しんで、笑顔で終われるようにしたい」とリラックスした表情だった。

 同世代で交友のある卓球女子の伊藤美誠が世界ジュニア選手権で優勝。5連覇中だった中国を破り6大会ぶりの頂点に輝いた。本田は「連絡はしていないけど、いい刺激になる。私も頑張ります」。ジュニアGPファイナルには坂本花織(16=神戸ク)と紀平梨花(14=関大KFSC)も出場。紀平は「みんなそろって表彰台に上がりたい」と、日本勢のメダル独占を目標とした。