サンウルブズが今季初勝利、通算2勝目を挙げた。昨季はジャガーズ(アルゼンチン)から8戦目で唯一の勝利。今季は15年W杯日本代表組に若手も多く加わった中で、今季は6戦目と2試合早い初勝利となった。
前半はNO8ウォーレンボスアヤコのトライ、SOクリップスの2PGで、11-10とリードして折り返した。後半はPGで逆転され、トライも許して11-20となった。終盤に攻め込むと相手が故意の反則で一時退場。このチャンスにPKから右へ展開し、後半30分にSO田村の飛ばしパスを受けたWTB中鶴のトライにゴールも決めて2点差。34分に田村が右中間25メートルPGを決め、21-20と逆転勝ちした。
ブルズには4戦目で21-34で敗戦など、今季は接戦に持ち込みながら、終盤突き放される展開が続いた。ティアティア・ヘッドコーチ(HC)は「残り20分が課題だったが、キックをよく追いかけ、リザーブも落ち着いて、エナジーを与えてくれた。23人全員が勝利に貢献した」と選手をほめた。CTBラファエレ主将は「みんながうれしく思っている。自信になる」と胸を張った。
守備では鋭い出足に低いタックル、ブレークダウンではターンオーバーも12回とブルズの4回を大きく上回った。最後も必死の反撃でターンオーバーし、SH矢富がボールを蹴り出した。ティアティアHCは「間違いではないが、私だけあそこはトライをとってほしかった」。スーパーラグビーの始まりであるスーパー12の創設メンバーで、過去3度優勝の南アフリカの名門から価値ある勝利となった。


