【ケロウナ(カナダ)=藤塚大輔】島田麻央(18=木下グループ)がGPシリーズデビュー戦で優勝を果たした。スコアは153・33点の合計235・44点。合計点では自己ベストとなった。今季世界最高得点にもなった。
優勝インタビューでは「金メダルは目標だったが、それより自分が納得のいくショートプログラム、フリーをそろえて、楽しく演技することが目標だった。その上で金メダルを獲れてうれしいです」と話し、「初めてのGPシリーズでカナダに来れてよかった。たくさんのシニアの選手と滑れて、良い思い出になりました」と笑みを浮かべた。
今季世界最高得点となる82・11点で首位発進した前日のショートプログラム(SP)に続き、フリーでも好演を披露。日本女子では18年NHK杯の紀平梨花、22年スケートカナダの渡辺倫果、25年フランス杯の中井亜美に並び、史上4人目のGP初出場優勝となった。これでノービス時代から継続の国際大会の連勝は「21」に伸びた。
島田は10月30日に18歳になったばかりの高校3年生。昨季までの4シーズンでは、ジュニアの大会で39戦無敗の快記録を打ち立てた。世界ジュニア選手権でも前人未到の4連覇を達成。年齢制限によって2月のミラノ・コルティナ五輪は出場資格がなかったが、シニア1年目の今季も競技会で3連勝マークし、今大会に臨んでいた。
GPシリーズは10~11月に全6戦が行われ、1人最大2試合に出場可能。各大会の順位に応じて最大30点で争い、1位15点、2位13点、3位11点、4位9点…と換算し、2戦の合計ポイントで争う。
島田は第5戦フィンランディア杯(11月20、~21日)にもエントリー。優勝すれば、18年紀平以来のGPデビュー戦からの連勝となる。ファイナルは12月10~13日に中国・重慶で行われる。


