高校陸上界の強豪、宮城・仙台育英高を率いてきた渡辺高夫氏(61)が15日、宮城県多賀城市で記者会見し、同校出身の女子長距離のホープ、絹川愛(ミズノ)の指導に専念するため、14日付で同校総監督を退任したことを明らかにした。

 渡辺氏は1999年に陸上部監督に就任。全国高校駅伝で男子を6度優勝に導いたほか、絹川や北京五輪男子マラソンの金メダリスト、サムエル・ワンジル(ケニア)らを育てた。3月に定年退職して総監督となった後は、絹川の指導に当たってきた。今後は、絹川とともに活動拠点を仙台から東京に移す。

 渡辺氏は「仙台育英には最大の感謝をしている。今後も陰ながら支え、応援したい」と話した。