バンクーバー冬季五輪フリースタイルスキー女子モーグル4位の上村愛子(北野建設)が13日、今季の全日程を終えた。

 4度目の五輪はメダルに届かなかったが「4年間、頑張ってよかった。今は幸せだなという気持ち」と総括し、現役を続行するかについては「まだ、はっきりと決めていない」と明言を避けた。

 五輪後は恩返しの意味を込めて、2週連続で福島県猪苗代町での大会に出場。7日のワールドカップを制した。13日の全日本選手権は予選で第1エアの着地が乱れ、中盤に転倒した。悪天候で順延、14日にやり直しとなったが「『そろそろしんどいです』というのが心の中にある」と疲労を隠せず、欠場を決めた。

 しばらくはイベントの出演などが続き「4月中旬ぐらいまで落ち着けない。今後のことはゆっくりと考える」と話した。

 全日本スキー連盟の林辰男フリースタイル部長は「現役続行となれば大歓迎だが、あくまでも本人の気持ち次第」と30歳のベテランの意思を尊重する構え。ただ、2014年ソチ五輪に向け「チーム全体の強化があるので、1、2カ月以内に結論を出してほしい」と求めた。