明大ラグビー部が28日、東京・世田谷区内の練習場で新シーズンに向けて始動した。

 11年度は大学選手権で2回戦負けで、長いオフとなったが、新4年生のプロップ石原慎太郎が「みんなリフレッシュして、いい感じになっている」と言うように、気持ちの切り替えはうまくいった様子だ。もちろん新シーズンの目標は96年度以来となる大学選手権制覇。石原は「今年は結果にこだわりたい。どんな形でも日本一に」と断言し、そのためにも「一番大事なのは、春の土台づくり」と話す。オフにも各自がトレーニングを積み、この日も体力測定などでスタートした。

 やはり新4年生で大黒柱のNO8堀江恭介は「1人1人がアタック力を見せていかないと」と、攻撃力アップを強調。また、まだ新主将は決まっていないが、石原は「誰がなっても大丈夫。(新4年生は)みんながキャプテンみたいなもの」と、団結力にも自信を見せていた。