NBAは8日、ロケッツで一時代を築いた中国人の大型センター姚明(30)が現役引退を決めたと公式サイトで伝えた。

 中国国内リーグに所属していた姚明は2002年、米国内の大学に在籍経験のない選手で史上初めてドラフト1位指名されてロケッツ入り。220センチを超える長身を生かしたプレーでオールスター戦に8度選ばれるなど、スター選手として活躍した。

 しかし、09年に左足を痛めて09~10年シーズンを棒に振り、昨季も出場はわずか5試合にとどまった。姚明は公式サイトで「ギプスや松葉づえを使わずに、自分の子どもと一緒に走り回りたい」とコメントした。