<NHL>◇1日(日本時間2日)◇米マサチューセッツ州ボストンほか◇2試合

 毎年元日恒例の屋外公式戦「ウインター・クラシック」が、MLBのボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイパークで行われ、地元のブルーインズが延長戦の末、フライヤーズに2-1で逆転勝ちした。NHLが公式戦を屋外で実施するのは03年11月のオイラーズ-カナディアンズ戦と、08年に始まったこのウインター・クラシックだけで、今回が4度目。地元チームの劇的勝利に、3万8112人と満員の観衆からは大声援が送られた。

 ブルーインズは、第3P残り2分17秒のレッキの同点ゴール、延長開始2分足らずのスタームの決勝点と、劇的展開で注目の一戦を制した。スタームは「まだ震えが止まらない。大観衆に囲まれ、最高の雰囲気だった」と普段の本拠地TDガーデン(約1万8000人収容)の倍以上の観衆に興奮気味に話した。

 「ウインター・クラシック」は今年で3度目だが、一大イベントとして定着。1912年設立でMLB最古のフェンウェイパークでは、開始前のイベントで戦闘機が上空を通過し、選手は場内アナウンスとともにダッグアウトを駆け上がって登場するなど演出もこらされた。逆転負けを喫したフライヤーズのラビオレ監督も「こんな経験は生涯に1度だ。両軍とファンにとって完ぺきな試合になった」と感激した様子だった。