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トヨタが逆転勝利で4位浮上/ラグビー

<ラグビー・トップリーグ:トヨタ自動車40-24NEC>◇第9節◇東京・秩父宮ラグビー場

 トヨタ自動車がNECに40-24で逆転勝ちして6勝3敗、勝ち点33で6位から4位に浮上した。2敗目を喫したNECは勝ち点32のままで6位に後退した。4連覇を狙う東芝はクボタから5トライを奪って33-17と快勝。7勝2敗の勝ち点36で3位と順位を1つ上げた。上位4チームで争うプレーオフ進出(2月17、24日)目指して、2位サントリーから7位神戸製鋼までの勝ち点差は5。大接戦となってきた。

 トヨタ自動車が4強争いに踏みとどまった。負ければ4敗となり終戦。この瀬戸際で、鮮やかな逆転勝ちを収めた。23-19で迎えた後半22分、WTB岩本がボール処理をミス。NECにトライを奪われ、リードを許した。しかし、8分後にその岩本が30メートルを走りきって再逆転のトライ。「ミスした時は頭が真っ白になったけど、トライが取れてホッとした。もう走るだけだった」と振り返った。その後、1トライ、DGを加えて突き放し、貴重な白星を挙げた。主将のSH麻田は「敵陣で戦っていれば得点のチャンスはくる。みんなにそれを徹底した」と言う。残り4試合の相手は神戸製鋼、東芝、サントリーと強豪。1敗もできない状況は続くが、テンポの速い攻撃を武器に立ち向かう。

[2008年1月7日9時21分 紙面から]

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