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2007年高校ラグビー特集


第87回全国高校ラグビー大会

伏見工Aシード貫録魅せた/高校ラグビー

後半29分、伏見工WTB羽柴は60メートル を独走しトライ(撮影・加藤仁)
後半29分、伏見工WTB羽柴は60メートル を独走しトライ(撮影・加藤仁)

<高校ラグビー:伏見工27-7正智深谷>◇2回戦◇30日◇花園ラグビー場

 伏見工の「スピードキング」が花園で魅せた。前半10分、敵陣10メートル付近でボールを蹴ったWTB羽柴が50メートル5秒9の快足を飛ばした。22メートルライン付近でだ円球を自らの胸に納めると、そのままインゴールへ。終了間際には60メートル独走で3つ目のトライを決め、優勝候補の順当発進に貢献した。

 2つ上の兄一智さん(現京産大)は前々回大会の伏見工の全国制覇メンバーで「兄弟日本一」が目標だ。だが、昨年は地区予選決勝で右手首を骨折、チームも敗退し「この1年、あの悔しさを忘れたことはなかった」。1週間で退院すると患部を固め、すぐにランニング練習に参加。京都市西京区の自宅から学校まで「下半身を鍛えたい」と自転車を40分こいで通う。独学でトレーニング法を学び、体重は1年間で4キロ増の76キロ。自慢の足にも磨きをかけ、高校日本代表候補に名を連ねるまでになった。

 難敵相手にチームは1つになっていた。低いタックルで正智深谷の攻撃の中心となるポヒヴァの突進を止め「相手のNO8に引かなかった」とFB井口剛主将。高崎監督も「ディフェンスが頑張り、点を取るべき子が取ってくれた」と満足。春の選抜大会を制したAシード校が攻守にソツのない戦いぶりで、貫録と実力を見せつけた。【近間康隆】

[2007年12月31日12時54分 紙面から]

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