春場所で幕内在位100場所となった大関魁皇(37=友綱)が、内閣総理大臣顕彰を贈られることになった。平野官房長官が30日、「数々の苦難を乗り越えて偉業を成し遂げ、スポーツ界振興に貢献した」とした。大阪市内の宿舎で友綱親方(元関脇魁輝)から知らせを受けた魁皇は「驚いた。長く続けることでいただいて、ありがたい」と頭を下げた。次の目標にはあと9勝の通算1000勝を挙げ「身近な目標を立てて、気持ちを切らさないようにした」と話した。