プロボクシング元統一ヘビー級王者マイク・タイソン(57)が7月20日、米テキサス州アーリントンで人気ユーチューバーでプロボクサーのジェイク・ポール(27=ともに米国)と対戦する。
13日(日本時間14日)には米ニューヨークのアポロ・シアターでキックオグ公式会見に出席。20年11月、当時54歳で臨んだロイ・ジョーンズ・ジュニア戦以来、約3年8カ月ぶりのリングに向け、意気込み示した。試合会場は8万人収容可能なAT&Tスタジアムで、配信サービスのNetflixで生中継されるビッグイベントとなる。
元UFC王者となる2人、アンデウソン・シウバ(ブラジル)、タイロン・ウッドリー(米国)らとボクシングマッチを展開し、9勝(6KO)1敗の戦績を残すポールとの対戦。ルールは14オンスのグローブを使用し、1回2分のヘビー級8回戦に決まっている。
タイソンは「彼は現場で活躍する新進気鋭のファイター。スポーツ界を根底から揺るがすのが好きで、今もそうしている。それは私がやりたいことだ」と口調を強めた。ポールとのフェースオフ(にらみ合い)では早速、冗談でボディーブローを打ち込んで「先制攻撃」するなど、やる気満々だ。
テキサス州ライセンス規制局はプロの公式戦として認可した、タイソンは「この戦いは非常に重要だ。彼が私と戦う機会を得たことだけでも驚くべきこと。私は彼の成し遂げたことに感銘を受けている」と敬意を表した。
試合当日には58歳となっているタイソン。今回の対戦に批判的な声があることも分かっており「私は美しい。言えることはこれだけ。他に誰ができるのか?誰にもできない。我々2人は友人であることに疑いの余地はない。しかしリング上では友人にはなれない」と勝負にこだわる姿勢を示した。
プロボクシング公式戦は05年以来、戦っていない。20年11月のロイ・ジョーンズ・ジュニア戦はエキシビションマッチだった。コンディションを問われ「調子はいいけど、体はひどい。本当に痛い」とも明かした。

