29日、東京・両国国技館で横綱審議委員会のけいこ総見が行われ、昨年12月に心臓弁膜症の手術を受けた同委員で脚本家の内館牧子氏(60)が手術後初めて出席。横綱朝青龍(28=高砂)はけいこ後、内館氏に歩み寄り、「心配してました」と声を掛けて抱き寄せた。

 朝青龍の和解パフォーマンスにも、内館氏の舌鋒は変わらなかった。心臓弁膜症手術の影響で、ハスキーな声になっていたが、朝青龍への批判や苦言は止められなかった。

 内館氏

 8番しか取ってないけど、そのうち5番が張り差しですからね。もうちょっと、そうじゃない相撲を見せてほしかったですよね。

 『抱擁』についての感想を問われると「本当にね。(豊臣)秀吉のような人たらしって感じね」。織田信長に取り入り、敵をも取り込んで天下を制した戦国武将になぞらえ、その手には乗らないとばかりに切り捨てた。対面は昨年9月22日の秋場所9日目以来で、内館氏は当時「もう、長くない」と朝青龍の早期引退を予言していた。だが、初場所で天敵は復活V。その際に不在だった内館氏は、今更ながら「まだ、やるってことですよね~」と複雑な笑みを浮かべていた。