横綱朝青龍(29=高砂)が優等生になった。23日の姫路巡業では、幕内がけいこを始める10分前に登場。栃煌山らとの11番連続の申し合いに全勝した。「若手とか、けいこを見てたら燃えるね」。十両星風に胸を出し、小結鶴竜には「大きい相手には考えて取れ」とアドバイス。よき先輩らしく振る舞い、大島巡業部長(元大関旭国)も「いいんじゃない。体も動いているし」と合格点を与えた。

 この秋巡業からは、親方衆がけいこの番数や内容を土俵下でノートに書き込んでいる。「通知表」を気にしてか、この日も休場者以外の全関取が出席し、大島部長は「十両途中からいい雰囲気だった」と喜んだ。そんな中、「オール5」級の見本を示した朝青龍は「ダメだね、ノムさん」と、プロ野球の楽天を心配する余裕まであった。