日本相撲協会は26日、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月11日初日・愛知県体育館)の番付編成会議を開き、元小結の父のしこ名を継いでいる佐田の海(23=境川)の新十両昇進を決めた。親子関取は史上9組目。

 佐田の海は、協会からの連絡が遅かったため「師匠から『残念だったな』と言われた。15分ぐらいして『上がった』と聞いて体が震えた」と、喜びを表現した。夏場所は東幕下5枚目で5勝2敗。師弟ともほぼあきらめていて、境川親方も所用を入れていたため、会見は1人で行った。