地理的な不利をはね返して「Call of Duty」(CoD)の世界で輝きを放っている国、それはオーストラリアです。昨日、ラグ(遅延時間)の関係で、島国はeスポーツの練習をするのに不利と書きました。オーストラリアも、アメリカやヨーロッパ、アジアなどeスポーツの主要地域から遠く離れています。

しかし、現在のCoDシーンでは、オーストラリアのチームが先日のロンドン大会で優勝したりと存在感を放っています。その理由の1つが、国内で強豪チーム同士が切磋琢磨(せっさたくま)して実力の底上げを図っていることです。

CoDにおいて発展途上の日本が目指すモデルが、このオーストラリアです。僕が運営に携わっている「Libalent Vertex」にもライバルが存在します。毎日のように彼らとの練習試合を繰り返し、CWL日本代表決定戦に臨んでいます。

(EVA=プロチームマネジャー、月~金曜連載)