東北勢として春夏通じて初優勝を目指す仙台育英(宮城)と、45年ぶり2度目の全国制覇を狙う東海大相模(神奈川)が20日午後1時開始予定の決勝に進出した。

 仙台育英は7-0で早実(西東京)に完勝し、準優勝した1989年以来の決勝に進んだ。3回に4長短打を集めて3点を先制。4回に平沢の3号3ランなどで4点を加え、佐藤世が6安打で完封した。早実の注目の1年生、清宮は内野安打1本にとどまった。

 東海大相模は10-3で関東第一(東東京)に打ち勝った。1回、豊田の2ランなどで4点を先行し、中盤に計5点を追加した。準優勝した2010年以来の決勝に臨む。