桐蔭学園(神奈川)の主将、森敬斗内野手(3年)は「聖地だなあと思いました」と、初めての舞台を踏みしめた。

同校OBで前巨人監督の高橋由伸氏(43)から20日、差し入れが届いた。野球部員全員に上下のスエットジャージーが贈られた。胸には「Y24」と入っている。名前(由伸)の頭文字と、巨人時代の背番号だ。色は、桐蔭学園のチームカラーである紺。高校で高橋氏の2学年先輩だった片桐健一監督(45)は「電話でお礼を伝えました。4月に入ってくる新1年生の分まで送ってくれました。生徒たちは、みんな感激していました。こうして物が届くと、先輩たちを身近に感じると思います。その分、結果を出さないといけませんね」と感謝した。

早速、着ている選手もいるというが、森は「格好良いです。僕は、まだ(袋を)開けてません。なんか、もったいない気がして」と笑顔で話していた。

また、同じく同校OBのロッテ鈴木大地内野手(29)からは、Tシャツが届いたという。