張本勲氏が1日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演し、来春のセンバツ(3月19日開幕)から導入される投手の球数制限についてコメントした。

高野連が主催する大会で1人の投手の1週間での総投球数を500球以内にすることが先日の高野連理事会で決定された。

張本氏は「難しいね。こんなことをやると先発の完投、完封する投手が出なくなる。こんなことよりも日程を開けたらいい。費用の問題になるから、主催者側は嫌がるだろうが。3イニングずつ投げるチームが増えてくるかもしれない。それならピッチャーが足りないから、今度は野手がピッチャーになるかもしれない。マイナスもあるがプラスもある。壊れないような。楽と厳しくは違う。高校の時は一番鍛えないといけない。それを乗り越えて大投手になった選手がいる」と話した。