聖望学園(埼玉)のエース右腕・岡部大輝投手(3年)が、被安打6の2失点で完投した。チームは夏の甲子園では03年以来、19年ぶりの白星。「素直に、夢の舞台に立てたのでうれしいという気持ちでいっぱいでした」と振り返った。

能代松陽(秋田)打線を5回までノーヒットノーランに抑えた。6回1死から初安打を許し、「ちょっと自分の中では少し(意識が)あって、次の回(6回)に打たれちゃったんですけど、意識すると、いいことないなと思いましたね」と苦笑いで明かした。

持ち味の丁寧に低めを突く投球で、9回を110球、被安打6の3奪三振、3四死球にまとめた。

2回戦では、春王者の大阪桐蔭と対戦する。「有名なチームですし、自分たちもやりたかったチームの1つなので、当たっていく感じで、自分たちの力をすべて出し切る感じでやりたいです」と意気込んだ。

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