春夏通算100校目の初優勝で、甲子園の優勝旗が白河の関を越える。

仙台育英(宮城)が下関国際(山口)に快勝。東北勢が阻まれ続けた決勝の壁を「13度目の正直」で乗り越えた。同校OBの須江航監督(39)が18年就任から掲げるスローガン「日本一からの招待」の下、東北を中心に集結したナインが躍動。1915年(大4)第1回大会の秋田中(現秋田高)の準優勝から108年目の夏に、歓喜の瞬間が訪れた。