福島では日大東北がいわき光洋との延長10回タイブレークの接戦を制し、7年ぶりの東北大会出場を決めた。

今大会初先発の長谷川遼投手(2年)が144球を熱投。10回12奪三振で完封した。聖光学院は学法石川に逆転勝ちし、秋5連覇に王手をかけた。

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これが聖光学院だ。4-4の9回2死三塁。4番・藤崎翔勇斗(かいと)外野手(2年)が左中間へ勝ち越し二塁打。「チャンスで回ってくるはずだ」。初の4番起用だったが、試合前から覚悟は決まっていた。「思ったとおり、チャンスで自分に回してくれて。みんなの気持ちやエネルギーが力になりました」とバットで応えた。

「野球は人が出る」。同校の教えが、チームの強みである勝負強さや粘り強さを生み出している。「ささいなことの積み重ねを大切にしています」。スリッパをそろえるなどの寮内ルールを徹底することはもちろん。グラウンドでも手を抜くことは一切ない。整備は隅から隅まで。試合も素早い攻守交代など、決め事は全員で守り抜く。これがプレーにもつながっているという。「何事も全力でやりきることを大事にしています」。野球も、人間性も一流を目指し続ける。