ヤンキース田中将大投手(28)が、6回7安打4失点1死球6奪三振の内容で、勝敗は付かなかった。

 立ち上がりの1、2回は無失点と、好スタートを切った。

 ところが、1-0と1点リードした3回裏、2本のソロ本塁打で逆転され、さらに不運な安打、死球の後、連続適時打を浴び、この回、一挙4点を失った。

 もっとも、4回以降は走者を許さず、3イニング連続で3者凡退。3-4と1点のリードを許した状況で交代した。

 球数は97球。

 防御率は5・37。

 その後、ヤンキースが同点に追い付き、田中の黒星は消えた。

 試合後は「3回に一気に4点を取られてしまうと、苦しくなってしまうので、食い止めるべきところだった。もっと早く立ち直れていれば良かったんですが」と、反省点を挙げた。

 試合は、5-5のまま延長戦に突入。10回裏、ヤンキースがサヨナラ負けを喫した。