ヤンキースがツインズを下し、地区シリーズ進出を決めた。5日(同6日)から、インディアンスの本拠地で最長5戦目まで3戦先勝のシリーズが始まる。

 この日は、先発右腕セベリーノが1回に2被弾し3失点で1死しか取れず、1死二、三塁で降板する波乱のスタートだった。だが1回裏に4番グレゴリアスが3ラン本塁打ですぐに追いつき、4回には今季ア・リーグ本塁打王となった新人ジャッジが勝ち越しの2ランを放った。ヤンキースの新人がポストシーズンで本塁打を放つのは、03年のワールドシリーズ第2戦で松井秀喜が放って以来だった。

 次の地区シリーズで先発予定の田中将大投手(28)は、この試合ではロースターから外れ、ベンチで応援した。今季2度目のシャンパンファイトを味わい、「ここでは僕は何もしてないんでね、チームに貢献できるように次のステージで。そう思ってます」と話した。