マーリンズは今週中に元ヤンキース主将のデレク・ジーター氏が最高経営責任者(CEO)に就任した新体制が会議を開き、イチロー外野手の来季契約を更新するかどうかを決める見通しであると、23日に球団公式サイトが伝えた。

 ワールドシリーズ終了4日後が200万ドル(約2億3000万円)の契約の選択権を行使する期限という。同サイトは「(議題にはチームを)再構築するか、核の選手は残すかということが含まれ、イチローの去就も決定されるはずだ」とした。ジーター氏はCEO就任後、イチローを「大好きな選手の一人」としつつも、契約更新については態度を保留している。

 22日に44歳になったイチローはメジャー17年目、マーリンズ3年目の今季、主に代打で136試合に出場し、50安打の打率2割5分5厘、3本塁打、20打点、1盗塁だった。