ドジャース前田健太投手(29)が20日、東京・六本木で行われた映画「ジャスティス・リーグ」(11月23日公開、ワーナー・ブラザース)のジャパンプレミアに参加した。

 アメコミ・ヒーローが集結する映画にちなみ、スーツの下には大好きだというスーパーマンのシャツを着込み、ヒット祈願の熊手を携えて登場。映画の中で「フラッシュ」を演じた俳優エズラ・ミラー(25)「サイボーグ」のレイ・フィッシャー(30)らとともに会場を盛り上げた。

 そんな前田は来季スタジアムでもスーパーマンを目指す。今季は右打者の被打率2割1分4厘に対し、左打者は2割6分3厘と打ち込まれた。

 前田 左バッターに対しての配球、抑え方をもう1度考え直さないといけない。左は僕にとってのポイント。特に先発をやるとなると、左を多く出してくるチームもあると思うので。チェンジアップが今年すごく悪かったので改良したい。(左打者の内角へ)カットボールを投げ始めて幅が広がったので、あとはチェンジアップ。自信のあるボールだったんですけど、今あまりいい落ち方をしていない。チェンジアップが良かった時は左バッターを抑えやすかったので。

 対左に効果を発揮するチェンジアップの握り、縫い目のかけ方を見直し、鋭い変化を取り戻せば、左右どちらでも封じ込める「スーパー・ケンタ」になるのも時間の問題だ。