ポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指す西武の牧田和久投手(33)が21日、東京都内で取材に応じ「容認してもらえたのはありがたく思うし、向こうでやるからにはしっかり結果を残したい」と球団への感謝を口にした。特定の希望球団はなく「来てくれるのを待って、いい条件のところで」と話した。

 12月には大リーグの球団関係者や代理人が一堂に集うウインターミーティングが開催される。「決まるのは年明け、1月半ばになると聞かされている。いい方向にいってくれればいい」と焦らずにオファーを待つ構えだ。代理人の選定については「全く聞かされていない。12月に入ったら分かると思う」と話すにとどめた。

 牧田は国内フリーエージェント(FA)権しか持っておらず、大リーグに移籍するためにはポスティング制度を利用する必要がある。