米野球殿堂入りを果たし、選手たちから「神」と呼ばれた元審判、ダグ・ハービー氏が、13日に死去していたことが分かった。87歳だった。

 ハービー氏は、メジャーの31年間で通算4673試合を審判。ワールドシリーズを5度、ナ・リーグ優勝決定シリーズを9度、オールスターを6度経験し、1992年に引退、2010年にベテランズ委員会の選出により審判としては数少ない野球殿堂入りを果たした。ロブ・マンフレッド・コミッショナーは談話を発表し「ホール・オブ・フェーマーであるダグ・ハービーは、メジャーで最も成功した審判の1人だった」と悼んだ。